□ 第9回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2009 開催要項
1,目的
昨年9月15日のリーマン・ショック後、世界は大きく変わりました。金融・経済は
もちろんですが、地域社会、産業のあり方、働き方・生き方など価値観が激変しま
した。
ソーシャル・ビジネス、ソーシャル・ファイナンス、ソーシャル・エンタープライズ、
社会的企業、CSR(企業の社会的責任)など、「ソーシャル」が賑やかなのも、この
ことの影響です。人と人が支えあい、助け合う社会を渇望する声が大きくなって
きました。
このような世界的な事情を背景として、「いわきを豊かで、楽しくすること」を目的
に、第9回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2009(IBPC2009)を開催しま
す。リーマン・ショックを吹き飛ばし、いわきにおける次世代産業群・企業群を生み
出す種子を見つけ、起業家精神の喚起と育成、新規開業者や起業家(アントレ
プレナー)の輩出を目標にしています。
いわき市戦略産業育成支援プラン基本調査報告書(2004年3月)によりますと、
いわき市の戦略産業として、「環境」「観光」「健康」「木材」の4分野が位置づけ
られています。特に、自然環境に恵まれ、首都圏に近いという地政学的優位さ
から、「観光」は特に戦略性があります。「観光」は、いわきの重要な地場産業で
あり、ポテンシャルが高い分野です。
そのポテンシャルを更に高め、引き出すためには、地域観光のマネジメントと
そのことを担う人材が不可欠です。第9回いわきビジネスアイディア・プランコンテス
ト2009のビジネスプラン部門をいわきイノベーションコンペ(旅の宿編)として開催
することで、地域観光をイノベーションすることができる観光産業の人材の発掘と
育成も重要な目標です。
いわきビジネスアイディア・プランコンテストは、起業のきっかけ作りです。すぐに
起業予定の人、数年後に起業を考えている人、第2創業や事業の多角化を計画
している人、アイディアやプランの腕試しをしたいと考えている人など、多士済々な
個人・団体の参加で毎回、盛り上がっています。
あなたのプランとアイディアで、いわきを楽しく豊かに――!が、標語です。
2,主催・実行委員・後援・特別後援・協賛・事務局
(1)主催:第9回いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2009(IBPC2009)
実行委員会
(2)後援:いわき民報社
FMいわき
福島民報社
福島民友新聞社
日刊工業新聞福島支局
社団法人いわき産学官ネットワーク協会
いわき地区NPOネットワーク
(3)特別後援:いわき湯本温泉旅館協同組合
東北ソーシャルビジネス推進協議会
(4)協賛:東洋システム株式会社
株式会社システムフォワード
富士通株式会社
(5)事務局:いわきリエゾンオフィス企業組合
(6)事務局担当:牧野豊(y-makino@iwaki-liaison.co.jp)
3,実行委員会の構成
福島県いわき地方振興局
福島県ハイテクプラザいわき技術支援センター
いわき市
いわき商工会議所
(財)福島県産業振興センター
福島県中小企業団体中央会
いわき明星大学
東日本国際大学
福島工業高等専門学校
ひまわり信用金庫
いわき信用組合
いわきリエゾンオフィス企業組合 (12団体)
【注】実行委員会の役割などについては、実行委員会規約をご覧ください。
4,標語
あなたのプランとアイディアで、いわきを楽しく豊かに――!
イノベーションの力で、リーマン・ショックを吹き飛ばせ――!
自分を生かす・地域を生かす!
5,募集要項
(1)募集内容
ビジネスアイディア部門とビジネスプラン部門(いわきイノベーションコンペ)
の、2部門で募集します。
@ ビジネスアイディア部門
テーマ部門:いわきの観光を元気にし、温泉・海・炭鉱跡地などを活用した
ビジネスアイディア
フリー部門:テーマは自由です。農業、環境、エネルギー、
IT(あるいは、ICT)ものづくり、新しいサービス業など。
A ビジネスプラン部門(いわきイノベーションコンペ(旅の宿編))
主催者が用意したいわき市常磐湯本地内の観光宿泊施設を利用した
ビジネスプランを募集します。
ビジネスプランの内容は、必ずしも観光宿泊施設としての利用でなくても
いいですが、いわきの観光といわき湯本温泉郷の活性化に役立つもので
なければいけません。
B 観光宿泊施設の概要
・ 場所:いわき市常磐上湯長谷町釜ノ前9
・ 建物:4階建て(鉄筋コンクリート、木、鉄骨造)
・ 部屋:25室(延べ床面積 約1,900u)
・ 所有:アイ・ミッションパートナーズ株式会社
http://www.i-missionpartners.com/
C 事前視察説明会の開催
ビジネスプラン(いわきイノベーションコンペ(旅の宿編))に応募予定者
は、この観光宿泊施設の事前視察説明会に必ず参加してください。
申し込みは、事務局までお願いします。必要な図面の提供も行います。
(2)応募資格
@ いわき市在住の人
A いわき市内の企業や店舗に勤務している人・学校で学んでいる人
B 自分のアイディアやプランで、いわき市内で創業・起業を予定している人
C 上記の@〜Bまでの人を中心とした団体・グループ・企業・NPO法人
D いわき市内に登記している企業、組合、NPO法人、社団・財団など
E ビジネスプラン部門(いわきイノベーションコンペ・旅の宿編)応募者は、
当該施設の経営を自らの手で実行する事ができる人
F 応募資格に関する不明点については、事務局まで問合せしてください。
(3)応募期間・書類審査結果通知予定日・公開審査日
応募期間 :2009年9月15日(火)から10月14日(水)
書類審査 :2009年10月15日(木)から10月25日(日)
書類審査結果通知:10月26日(月)頃
(ただし、書類審査の結果を通知するのは、ビジネスプラン応募者
だけです。)
(この間、書類審査通過者には、希望に応じて、当該施設の視察や
ビジネスプランのブラッシュアップ支援などを行います。)
公開審査日:2009年11月14日(土)13時から17時
(4)応募方法・応募先
@ 規定の応募用紙に必要事項を記載して事務局へ提出してください。
A 規定の応募用紙は、ホームページからダウンロードして使用してください。
ホームページは、次の通りです。
http://www.iwaki-liaison.co.jp/IBPC2009/
B 提出方法は原則として、メールに添付して提出してください。その他の
方法で提出する場合は、事前に事務局へ連絡をください。その方法に
ついて相談させていただきます。
C 応募先は、実行委員会事務局のいわきリエゾンオフィス企業組合と
します。メールアドレスは、info@iwaki-liaison.co.jpです。
(5)応募上の注意点
@ 規定の応募用紙以外の書式では、受付しません。別添の参考資料、図、
写真などは、受け付けませんので注意してください。
A 手書きの応募用紙は原則として、受付しません。
B 応募用紙は、返却しません。控えなどは、応募者の責任で行って
ください。
C 応募期間中であれば、応募用紙の差し替えは認めます。新しい応募用紙
を提出してください。古い応募用紙は、事務局で破棄します。
何ページ目のどこどこを修正してくださいという依頼は、受付できませんの
で、応募用紙のすべてを出しなおしてください。
D 応募内容に含まれる特許権などの知的所有権は応募者に帰属します。
その場合は、そのことを明示してください。
E 応募内容、および応募者の秘密は厳守します。ただし、特別なノウハウや
機密事項については、特許などの法的な保護を、応募者の責任であらか
じめ処置してください。その上で、そのことを明示してください。
F 受賞した場合、「応募者名」「プラン名」「応募概要」を公表します。マスコミ
にプレスリリースしますので、新聞などに掲載される場合もあります。
あらかじめ承諾の上、応募してください。
G 「応募概要」は、応募用紙の書式に基づき、応募者本人が記載して
ください。
H 匿名や仮の名前、ペンネーム、雅号での応募はできません。
I 住所が特定できない場合は、応募することができません。
J 企業・組合・特定非営利活動法人(NPO)・グループやサークルでの応募
もできます。その場合は、団体の代表者を応募者とします。
K 必要に応じて、住民票や登記簿謄本、定款や会則を提出していただく
場合もあります。
L 審査方法、および審査結果についての、個別の問合せには一切お答え
できません。ただし、審査基準とその内容については、ホームページで
公表します。
M その他、不明点は、事前に事務局へ問合せください。
問合せは原則として、メールかファックスを利用してください。
(6)審査・審査委員
審査は、一次審査(書類審査)と二次審査(プレゼンテーションと公開審査)を
行います。
@ 審査について
一次審査(書類審査)
・ 募集締め切り後、審査委員が審査項目ごとに5段階採点により書類
審査を行います。
・ ビジネスアイディア部門の受賞候補者を決めます。正式には、公開審査
当日に開催する実行委員会で最終決定します。
・ ビジネスプラン部門応募者から高得点獲得者上位数名を、一次審査
通過者とします。
・ ビジネスプラン部門一次審査通過者に、ビジネスプランのブラッシュ
アップ、プレゼンテーションの方法などについて、事務局などで支援
します。
・ ビジネスプラン部門一次審査通過者には、公開審査の前日まで、
ビジネスプランのブラッシュアップなどのために、該当宿泊施設への
立ち入りを許可します。立ち入る場合は、事務局が同行します。
二次審査(公開審査)
・ 一次審査通過者によるビジネスプランプレゼンテーションを約20分
行い、審査委員と公開審査会の聴講者による質疑の後に審査を行い
ます。
・ 応募者は全員原則として、公開審査・表彰式に参加します。
・ 公開審査会の聴講者も質問することができます。また、採点票により
採点することもできます。実行委員会は、聴講者による採点も加味
して、受賞者を決定します。
A 審査委員の構成
公開審査当日まで、非公開とします。
(7)表彰・表彰式
@ 表彰
ビジネスプラン部門(いわきイノベーションコンペ(旅の宿編))
◎最優秀賞 1件 賞状・副賞(300万円)
◎優秀賞 1-2件 賞状・副賞(10万円)
ビジネスアイディア部門
◎最優秀賞 1件 賞状・副賞(富士通ノートパソコン)
◎優秀賞 1-2件 賞状・副賞(図書券3万円)
A 表彰式
2009年11月14日(土)13時から17時
第1部 公開審査(プレゼンテーション)
第2部 ビジネスアイディアの紹介
第3部 表彰式・審査委員長講評
第4部 応募者・入賞者・参加者との交流会
B 応募者は原則として全員、この公開審査会には参加することとします。
(8)特典
@ 全応募者は、ビジネスアイディア、ビジネスプランのブラッシュアップ及び
実現に向けて、中小企業診断士、経営士、経営者などの専門家と事務局
から支援を受けることができます。
A 借入が必要な場合は、ひまわり信用金庫、いわき信用組合などの
金融機関を斡旋します。
B 社団法人いわき産学官ネットワーク協会が運営するいわきパイロット
オフィス(IPO)やいわきリエゾンオフィス企業組合が運営するいわき
インキュベーションルーム(IIR)などを紹介・斡旋します。
C ビジネスプラン部門(いわきイノベーションコンペ(旅の宿編))の最優秀賞
者は、該当観光宿泊施設を所有するアイ・ミッションパートナーズ株式会社
と、ビジネスプランの実現に向けて相談・交渉することができます。
この相談・交渉については、事務局が仲介します。
6,予算
賞金・景品・・・・・・・・・・・・・・・・・350万円
講師謝金・交通費・宿泊費・・・・・・15万円
案内チラシ印刷費・新聞折込み・・ 80万円
ポスター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30万円
通信費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5万円
会場費・会議費・飲食費・・・・・・・・20万円
合計500万円
7,日程
(1)第1回実行委員会・・・・9月14日(月)
(2)募集受付開始・・・・・・・9月15日(火)
(3)募集受付締切・・・・・・10月14日(水)
(4)書類審査
(5)第2回実行委員会・・・10月26日(月)
(6)公開審査会・・・・・・・・11月14日(土)
(7)第3回実行委員会・・・11月14日(土)
(8)表彰式・交流会・・・・・11月14日(土)
(9)第4回実行委員会・・2010年1月ころ
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