開催の背景と趣旨
1.これまでの創業支援の取り組み(ビジネスプランコンテスト)
市内の大学、支援組織、企業、金融機関などが中心となり、実行委員会を組織化し、2001 年からいわきビジネスアイディア・プランコンテストを開催してきた。
いわき市の産業を活性化していくために、起業家精神の喚起と育成、新規開業者や起業家の輩出を目指している。年々参加者も増加し、地域のイベントとして定着してきた。
一方、イベントへの参加者は増えてきたが、参加者が開業するなどの事例は多くない。イベントとしての成功と目的の達成度がリンクしていないのでは?という危機感から、原点に立ち戻り事業のあり方を見直しした。
2.新たな事業コンセプトの創出
起業家の事業計画の欠点を指摘し、より良い事業計画とするというアプローチから、事業そのものの魅力に注力し、独自の価値の明確化や顧客をワクワクさせる 魅力作りを中心にしていく。発表者の人生観とリンクしており、成功するまでやりぬくという決意を重視する。
3.起業にとらわれず範囲を拡大
起業(新しい分野で新規に事業を興すこと)にこだわらず、第二創業や単純な開 業でも参加可能とする。既に事業を営んでいる事業所の後継者などが業態転換や 新規事業に進出するなどの計画(第二創業等)のプランでも可能。また、飲食店 や小売店などでも独自の魅力作りを中心に応募が可能。
4.目指すところ
いわき市の起業家・企業家が輝いていること。そんな起業家・企業家を見ていわ き市内で新しく事業や商売を始める人が増えること。事業や商売を始めた人が、 しぶとく地元に定着すること。夢を語る大人に子供が憧れること。
5.連携
この事業は、いわきビジネスアイディア・プランコンテストの特別バージョンと して開催します。同時に、いわき信用組合が経済産業省から委託を受けて展開す る信用組合地域力連携ふくしま2008年度ビジネスマッチング事業としての開催と なります。