(1) 募集内容
@ プラン部門
原則として、応募者が実際に事業を行うことが前提です。あるいは、事業として実現できる内容でなければいけません。応募者が事業を行う予定がない場合は、アイディア部門に応募してください。
プランの作成は、所定の応募用紙に従い、プランの名称とその概要、売上げの予定、どのような事業の形態にするのか、資金の計画、現在の課題などを記載します。
A アイディア部門
まだ、具体的な事業の計画や開業の予定はないが、ビジネスのアイディアをもつ人が対象です。いわき楽しく豊かにするような、柔軟な発想でユニークなビジネスのアイディアを募集します。
対象は、個人です。法人は、応募することができません。
テーマは自由です。
応募したアイディアを、別な人が事業化する場合は、本人同士の話し合いで行うこととします。
注-1:応募者が、プラン部門かアイディア部門かに迷ったときは、事務局に相談してください。
注-2:応募用紙は、昨年の応募用紙と、今年のものは内容に違いがありますので、最新のものを使用してください。
注-3:応募用紙以外での応募はできません。
また、応募用紙以外の資料などを添付することはできません。付属資料は、審査の対象になりません。
注-4:応募者が、応募用紙の書き方などで質問がある場合は、電子メール(info@iwaki-liaison.co.jp)か、ファックス(0246-46-2721)で、事務局に問い合わせしてください。
(2) 応募資格
@ いわき市在住の人
A いわき市内の企業や店舗に勤務している人
B いわき市内の学校で学んでいる人
C 自分のプランを、いわき市内で開業・起業しようと考えている人
D 上記の@からCまでの人を中心とした団体やグループ
E いわき市内に登記している企業やNPO法人
(3) 開催日程
@ 2006年6月22日 第1回実行委員会・目利き委員会
A 2006年7月1日 公募受付開始
B 2006年7月上旬 大学などでの説明会
C 2006年7月中旬 過去の応募者への説明会
D 2006年9月下旬 第2回目利き委員会
E 2006年10月16日 公募締め切り
F 2006年10月下旬 一次審査(書類審査)
G 2006年11月上旬 第3回目利き委員会
H 2006年11月11日 二次審査(公開審査)
プレゼンテーション
審査
第4回目利き委員会
第2回実行委員会
記念講演
表彰式・目利き委員長講評
プレゼンテーション者・入賞者との歓談会
I 2007年1月17日 第3回実行委員会・第5回目利き委員会
(4) 表彰
@ プラン部門
・ 最優秀賞 賞状・副賞(50万円)(1件)
・ 優秀賞 賞状・副賞(10万円)(1-2件程度)
A アイディア部門
・ グッドアイディア賞 賞状・副賞(富士通製ノートパソコン)(1件)
・ ピカリアイディア賞 賞状・副賞(図書券3万円)(1-2件程度)
B 審査の結果、目利き委員会が、その賞について受賞者無しとする場合があります。
C 公開審査・記念講演・表彰式は、2006年11月11日午後に開催します。
(5) 応募者・受賞者の特典
いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2006(IBPC2006)は、単なるコンテストではありません。目標は、次世代の産業群・企業群を生み出す種子を見つけ、起業家精神の喚起と育成、新規開業者や起業家(アントレプレナー)の輩出、企業を設立することです。
この観点から、応募者と受賞者には、次の特典があります。
@ 個別相談
応募者全員に対して、入賞のいかんに係わらず、無料で2回まで、目利き委員による個別相談を行います。個別相談は、希望者のみに行います。
コンテスト終了後、個別相談が必要かどうかのアンケート調査を行います。
A 開業・起業支援
経営者、中小企業診断士、採算可能性調査(フィージビリティー・スタディー)実務者、金融機関などによる、開業・起業支援です。
具体的には、
・ 専門家による指導
・ プランの事業の具現化に向けてのブラシアップ
・ 実際に開業・起業するための支援
・ 市場調査
・ 資金調達の支援
・ その他、応募者・受賞者が希望すること
B インキュベーションルームの提供
応募者・受賞者が希望する場合は、別途審査の上、いわきリエゾンオフィス企業組合が運営するインキュベーションルーム(13.25u)を、無償で1年間提供します。
事業を始め、事業の進み具合によっては、延長は可能です。2年目以降は、若干の費用負担が発生します。
C インキュベーションファクトリーの提供
応募者・受賞者が事業を行う場合で、必要となる工場を準備することが困難な場合、別途審査の上、いわきリエゾンオフィス企業組合が運営するインキュベーションファクトリー(100-300u)を無償で1年間提供します。
事業を始め、事業の進み具合によっては、延長は可能です。2年目以降は、若干の費用負担が発生します。
D 開業・起業資金の提供
ひまわり信用金庫と提携し、いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2006融資を実施します。融資枠は総額で、3,000万円です。
応募者・受賞者が開業・起業時に必要となる資金を、別途審査の上、優先して融資します。Aの開業・起業支援を受けていることが条件です。
公開審査後、応募者全員に対して、いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2006融資の利用の有無をお聞きします。希望者は、個別相談を通して、融資についての相談を行います。
E 投資家とのマッチングの提供
応募者・受賞者が開業・起業する場合、投資家とのマッチング、および投資そのものを提供します。
(6) 審査
@ 一次審査(書類審査)
プラン部門・アイディア部門の両方
A 二次審査(公開でのプレゼンテーション審査:2006年11月11日午後)
プラン部門のみ
プレゼンテーションは、原則として、マイクロソフト社のパワーポイントを使用して、約20分行います。その後、目利き委員による質疑があります。
パワーポイントが使えない人は、事前に事務局に相談してください。
B 一次審査は、目利き委員全員が、審査項目ごとに5段階で採点し、各々の委員が順番を決めます。高順位の獲得が多い応募者を、プラン部門での一次審査通過者とします。アイディア部門では、入賞者とします。
二次審査も、目利き委員全員が、審査項目ごとに5段階で採点し、各々の委員が順番を決めます。高順位の獲得が多い応募者を入賞者とします。
ただし、目利き委員会は、「高順位の獲得が多い応募者」が受賞に値するかどうかを議論したうえで、入賞者を決めます。議論の結果、「高順位の獲得が多い応募者」が必ずしも受賞に値しない場合は、入賞者無しとする場合もあります。
C 一次審査を通過した応募者には、プランのブラシアップ、プレゼンテーションの方法などについて、事務局などで支援します。
D 応募者は、全員原則として、2006年11月11日午後の開催予定の公開審査・表彰式に参加していただきます。
参加できない場合は、応募を取り消す場合があります。
E 公開でのプレゼンテーション審査に参加できない場合、一次審査に通っていても、二次審査を受けられない場合があります。
応募者本人の都合が悪い場合は、応募プランを事業化していく場合の関係者による、代理のプレゼンテーションを認める場合があります。
事務局に、事前に申してでください。
F プレゼンテーションの詳細については、一次審査を通過した応募者に、別途案内します。プレゼンテーションの順番は、公開審査の当日、会場で発表します。
G 公開でのプレゼンテーション審査に参加できない応募者は、原則として失格となります。事務局に、早めに申し入れしてください。
H アイディア部門についての入賞者の発表も、公開審査の当日、発表します。事前の問合せにはお答えできません。
(7) ステップアップ奨励金の創設
@ 概要
アイディア部門応募者が、自分のアイディアを事業プランとしてブラシアップすることに対して、いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2006の関連事業として、ステップアップ奨励金の制度を設けて支援する。
A ステップアップ奨励金支給対象の選考について
IBPC2006のアイディア部門に応募した全員に対して、ステップアップ奨励金制度を活用して、自分のアイディアを事業プランにブラシアップする希望があるかどうかのアンケートを、IBPC2006終了後に行う。
希望者の中から、2-3件を選考する。
選考は、いわきビジネスアイディア・プランコンテスト2006のメーリングリストを活用し、目利き委員会が決める。
B 奨学金の金額について
奨学金は、1件5万とする。
プラン提出後に、支給する。
事業プラントは、IBPC2006のプラン部門の応募用紙に即して作成する。
(8) 応募方法
@ 所定の応募用紙に必要な事項を記載して、事務局へ郵送してください。電子メールに添付しての応募は受け付けます。ただし、ファックスによる提出は受け付けません。
A 募集期間は、2006年7月1日(金)から2006年10月16日(月)(当日消印有効)です。
B 応募者には、応募書類が届いた時点で、「受付票」を発行します。
C 応募用紙以外の書式では、受付できません。無効となります。その場合は、応募者へ連絡し再提出を案内します。
D 応募用紙への記載が不適切な場合は、無効となります。その場合は、応募者へ連絡し再提出を案内します。
E 提出した応募用紙の修正は、公募期間内であれば、修正を受け付けます。ただし、修正は本人が行い、応募用紙一式を再提出しなければなりません。
F 資料などの添付は受け付けません。応募用紙による、応募のみを受け付けます。
(9) 注意事項
@ 応募内容、および応募者の秘密は厳守します。ただし、特別なノウハウや機密事項については、特許などの法的な保護を、応募者の責任であらかじめ処置してください。
A 受賞した場合、「応募者名」「プラン、アイディア名」「応募概要」を公表します。マスコミにプレスリリースしますので、新聞などに掲載される場合もあります。
B 「応募概要」は、応募用紙の書式に基づき、応募者本人が記載しなければなりません。
C 匿名や仮の名前、ペンルーム、雅号での応募はできません。
D 住所が特定できない場合は、応募することができません。
E 企業名・団体名・特定非営利活動法人(NPO)・グループやサークルでの応募はできます。その場合は、代表者を応募者とします。
必要に応じて、登記簿謄本、定款や会則を提出していただく場合もあります。
F 審査方法、および審査結果についての、個別の問合せには一切お答えできません。ただし、審査基準とその内容については、ホームページで公表します。
G 応募書類は、返却しません。控えなどは、応募者の責任で行ってください。
H 一人の応募者が、プラン部門とアイディア部門に応募することができます。ただし、同じ内容のもので同時に両部門に応募することはできません。両部門に応募する場合は、テーマが違っていなければなりません。
I 応募期間中であれば、何件でも応募することができます。
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